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debianを稼動しているLS-GLがあります。
debianのstable(lenny)のパッケージがちょっと古くて、
新しもの好き的には、もうちょっと進んだバージョンのパッケージを入れたくなります。
sambaとかmonoとか。
実際、apt-pinningでちょっとだけtestingから借りてきたりみたいなことをしていたのですが、
なんか依存関係がだんだん適当になってきたので、
システム全体をtestingに移しちゃえ、って思ってみました。

lenny→squeeze 移行大作戦です。

※あくまで私がうまく行った例なので、真似して失敗しても知りませんよ。
といっても、時期的にちょっと微妙で、
この間、squeezeがフリーズされたばっかり(http://www.debian.org/News/2010/20100806.ja.html)なので、
これがstableになったら、たぶんすぐに次のtesting(コードネームは何だろう?)に移すんでしょうけど。

vim /etc/apt/sources.list
で、lennyって書いてあるところを全部squeezeに書き換えて(testingにするべきか??)、
aptitude update
aptitude install aptitude
aptitude upgrade
ってやると、udevのところで、CONFIG_SYSFS_DEPRECATEDがどうのこうのと怒られます。
# このときのキャプチャは取り忘れました。
kernel build時に上のオプションをoffにしなくてはいけないらしく、
結局kernelを入れ替える必要があるということっぽいです。

はぅぁ、kernel buildなんてやったことないよー
っていう状態なので、必死にgoogle先生に聞きます。

kernelを自分でbuildしてもいけるような感触はあるのですが、
いかんせんやったことがないので、極力避けたい。

http://forum.buffalo.nas-central.org/viewtopic.php?f=39&t=21448&start=30
http://forum.buffalo.nas-central.org/viewtopic.php?f=39&t=21448&start=45
あたりを目が開く穴が開くほど読む。

ここのdavy_gravy氏とintelhk氏には、足を向けて寝られないですね。
作業にとりかかります。


あ、ちなみに、私はシステムを一旦クリーンにしてから作業しました。
中身を外付けHDDに取っておいて、
fooboot -e
reboot
して、
あとはhttp://suzume.nemuly.net/Entry/41/で書いた armel-lenny-for-lspro-dgv0.x.x.tgzを解凍するあたりから始めればよいです。
その前に/dev/sda2/をフォーマットしとくと吉。

初期化されたような状態なので、なんとなくパッケージは新しくしておく。
aptitude update
aptitude upgrade
vim /etc/apt/sources.list (lenny→squeeze)
aptitude update
aptitude install aptitude
aptitude upgrade

そうすると、udevのところでこけて止まるので、kernelを入れ替える作業に入ります。

作業ディレクトリを作る。
cd kernel_temp
ダウンロードする。
wget http://downloads.buffalo.nas-central.org/Users/davy_gravy/kernelpackages/lspro-untested-kernelupgrade2.6.32.11v1.tar.gz
解凍する。
tar xzvf lspro-untested-kernelupgrade2.6.32.11v1.tar.gz
中身をコピーする。(上書きするやつは、ちゃんとバックアップしといたほうが良いですよ)
cp -pr etc/* /etc/
cp -pr lib/* /lib/
cp -pr boot/* /boot
cd /boot
rm uImage
ln -s uImage-2.6.32.11 uImage

実はこのシステムは、上のforumでdavy_gravy氏が指摘している通り、boot時には/bootが読まれているわけではなく、/dev/sda1の直下が読まれているのです。なので、
mkdir sda1
mount -t ext2 /dev/sda1 sda1
cp /boot/* sda1/
とします。あとでsda1ディレクトリは消しといてね。

で、思い切ってrebootする。
再度sshで入って、uname -aで2.6.32って書いてあれば、たぶんok。
ここでsshで入れなかったら、たぶん南無です。
シリアルコンソール使って復旧するか、HDDを取り出してフォーマットして再度lennyをインストールするか、どちらかでしょうか。

aptitude update
aptitude upgrade
aptitude dist-upgrade
で、全部通れば、たぶんOK。
view /etc/debian_version
を見ると、squeeze/sidって書いてある。squeezeってsidだっけ???

意外とあっけなく感じたのは、たぶん先人達ががんばってくれたからだと思います。
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