そんなこんなで、
無線LANのイーサネットコンバータを入手するために、アクセスポイント(AP)を物色するという奇妙な行動を開始しました。
抑もdd-wrtで動作確認が取れている機種で、
auctionで安価に落とせるっていう条件をつけて、
あとはまぁたまたま出品している人がいるか、とか、
そういう運命との巡り合わせを考えて、
WHR-G54Sあたりを中心に探していたら、
気がついたらWZR-G144Nとかいう11nにまで対応しているのかただのdraft対応なのか微妙なところの機種が私の手元に届きました。
この機種、フラッシュメモリは4MBではないかと思います。
ほんで、
底面にあるResetボタンのようなものを押しっぱにしながら電源を入れると、
工場出荷時の設定に戻るというお約束の復旧を行います。
前の人の設定とか残ってたら嫌だしね。
まず、壊れていないことを確認します。
PC側のネットワークカードを、
IP address: 192.168.11.2
Netmask : 255.255.255.0
として、ブラウザから192.168.11.1を叩いて、
見慣れたBuffaloの管理画面が見えればおっけー。
さくっとdd-wrtのインストールにいきましょう。
適当なフォルダに、dd-wrtのバイナリをダウンロードしてくる。
v24とv24SP1とあるんだけど、ここでは、v24の方にする。
Broadcomの中にBuffaloっていう区切りがあって、WZR-144NHっていう型番用のバイナリがある。
dd-wrt.v24_mini_generic.bin
とかいう名前のもの。
これで行こう。
これを、WZR-G144Nにインストールする。
PCのネットワークカードの設定はそのままで、
コマンドプロンプトを2画面出します。
# Windowsキー+「R」で、「cmd」+Enter って叩くとコマンドプロンプトが出るですよ。
一つ目の画面で、
ping 192.168.11.1 -t -w 10
って叩いて、延々Pingを打ち続けます。
もう一方の画面で、
tftp -i 192.168.11.1 put "C:\...(正しいパス)...\dd-wrt.v24_mini_generic.bin"
なコマンドを準備しておく。(Enterはまだ叩かない)
そして、ルータを再起動。
っていうか電源引っこ抜いてもう一回刺すんだけど。
すると、pingの画面が一度Hardware errorのような出力に変わった後、しばらくしてまた応答が出てくるはず。
だいたい、ルータ側のDiagランプが点灯するのと同じタイミングになるらしい。
そのタイミングに、tftpの方の画面で、Enterを叩いてコマンドを実行する。
こうすると、dd-wrtのファームウェアがルータに書き込まれるようです。
しばらく放置してると、Diagランプの点滅が消えまして、書き込み終了のはずです。
このとき、ルータのIPアドレスが192.168.1.1に勝手に変わっているらしいです。
ので、PC側のネットワークカードを、何でも良いんですけど
IP address: 192.168.1.2
Netmask : 255.255.255.0
くらいに変更して、ブラウザから192.168.1.1を叩くと、
dd-wrtの設定画面が見えるんです。
なんかあっけないくらい簡単にdd-wrt化が終わってしまいました。
あとは、generic入れるなり、VOIP入れるなり、好きにすればいいと思います。
ほとんどの設定とか操作とかは、web画面からできます。
私はなんとなくgenericにしました。
ちなみに、dd-wrtのv24 sp1とかいうものを入れると、
ルータが延々再起動を繰り返す症状を発症します。
sp1じゃないv24の方を入れると、全く問題はありませんでした。PR