で書きましたが、
t-01aでニコニコ動画を見たい時には、
NicoNaviが非常に便利なわけですが、
人間欲張りなもので、使っているうちに不満を感じることも出てきます。
たとえば、動画を一括でダウンロードすると、コメント付きで見られない、とか。
たとえば、一括ダウンロードで、なぜか頻繁にOSごとフリーズする、とか。(私だけ?)
一方で、Nico2(nicoget,nicoplayer)だと、一括ダウンロードっぽい機能がないので、ちょっと不便。
そこで、
NicoNaviで一括ダウンロードリストに登録した動画を、
Nico2で自動ダウンロードするようなMortScriptを書いてみたら、
これがなんと意外と快適。
Windows Mobileすごい。
というかMortScriptすごすぎ。
使い方。
まず、NicoNaviとNico2は、それぞれどっちも単独で動くように、インストール・設定を完了させておきます。
NicoNaviでいつものように、動画を検索し、ダウンロードしたい動画を見つけたら、「アクション」→「ダウンロード」→「キューに追加」します。
すると、ダウンロードリストファイルが、NicoNaviのexeの近くに生成されます。
この状態で、nicovideo-downloader(nico-download.mscr)のスクリプトを起動すると、nicogetでキューファイルに記載されている動画のダウンロードを試みます。
nicovideo-downloaderは、途中で強制終了されたり落ちたりしても、既にダウンロード完了した動画を記憶しますので、キューに登録されている動画のうち前回ダウンロード完了したもの以外の動画だけをダウンロードしに行きます。
あと、指定された時刻が来たら、ダウンロードを中止して終了するロジックがしこんである(つもり)ですが、テストしていないので動かないかもしれません。
# 寧ろ誰か試してください、ぐらいの勢いです。
実行前に設定するべき変数は、以下です。
- downloadlist
- ダウンロードしたい動画が書いてあるキューファイルの名前です。
- stoptimestr
- 指定した時刻(hhmm)が来たら、処理を中断し終了します。(未テストです。)
- nico2
- nico2へのフルパスを指定します。
- makeindexscript
- 終了後、目次ファイルを生成するスクリプトを指定します。(詳細は、こちらのページで紹介しています。) 当該のスクリプトファイルを導入していない場合は、この行をコメントアウトしてください。
尚、downloadlistの指定方法ですが、
例えば、NicoNaviを、\Storage Card\Program Files\NicoNavi\にインストールしたならば、"\Storage Card\Program Files\NicoNavi\Download_Queue.txt"というキューファイルができるはずです。
このファイル名をフルパスでdownloadlistに記述すればokです。
また、downloadlistは、自分で手動/その他の方法で作成しても大丈夫です。
その場合は、動画ファイル名「sm******」を改行(LF+CR)で区切って列挙したテキストファイルを用意してください。
(例)--------
sm6000001
sm6000002
sm6000003
sm6000004
--------
注意:このスクリプトは、最前面にnicogetが来ていないとうまく動かないので、裏でダウンロードを走らせながら別の作業をするという用途には向きません。
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